・はじめに
2018年の一番衝撃的だった音楽ニュースは間違いなくELLEGARDENの復活だったと思う。
このニュースはエルレの復活を待ち望んでいた1人として私もめちゃくちゃ嬉しかったし、その歓喜の声はリスナーだけでなく、当時彼らの楽曲を聴いてバンドマンを目指したアーティストにまで広がった。
2018年一番音楽ファンが盛り上がった瞬間だったと思う。
そして、それは同時にELLEGARDEN(エルレガーデン)というバンドがこれまでに与えてきた影響の大きさと偉大さを実感させられた瞬間でもあった。
・解散してから10年…
「勘違いしてる奴がいたら言っといて、これが最後じゃないからね。」
これは、2008年の活動休止ライブにてボーカル細美武士がファンに向けて言った言葉だ。
それからもう10年という歳月が経っていたんだけど、ファンはずっと細美さんのここ言葉を信じて待ち続けていたわけだ。
でも、正直言って私はエルレの復活はないと思ってた。と言うのも、細美さんが3年前くらいに結成したMONOEYES(モノアイズ)ってバンドが限りなくエルレのサウンドに似ていたからだ。
たぶん、ずっと彼らの復活を信じ続けてきた人達もMONOEYESの音源聴いたときは諦めたんじゃないかな。細美さんはエルレでやっていた事をMONOEYESで完成させてしまった。
だから、もうELLEGARDENの復活は100パーセントないだろうとまで思ってた。
こうやって振り返ってみても、私たちにとってエルレの復活は本当に信じられないような衝撃的なニュースだったわけで、ネットでは彼らの復活を祝ってお祭り騒ぎになっていた。
・ELLEGARDENの魅力
そもそも、これだけ多くの人をを夢中にさせるELLEGARDENの魅力はなんなのだろうか。
熱いライブ、疾走感溢れるサウンド、背中を押してくれる楽曲、挙げればキリがないんだけど、
1番の魅力は何かと聞かれれば私は自信を持って細美武士という男にあると言い切るだろう。
エルレのフロンマンを務めている彼は、他にもHIATUS(ハイエイタス)やMONOEYESといったバンドも掛け持ちしていて、そのほぼ全ての楽曲で作詞作曲を手がけている。
まぁ、バンド好きなら1度は名前を耳にしたことがあると思うんだけど、この男の生き様がめちゃくちゃカッコいいんだ。
そんな彼の凄さが、今回の復活ライブのチケット代にも表れていたんだけど、
皆さんは今回のELLEGARDENのチケット代いくらだったか知ってますか?
2900円ですよ。(ZOZOマリンスタジアムのみ4500円)。破格すぎますよね。相場を考えるともっと取ってもいい気がするんですよ。
細美さんはチケット代を安くしている理由について次のように述べている。
「こんなにチケットが高いのは日本だけ。ティーンエイジャーが月に何度もライブに足を運べるような値段じゃないと、音楽なんて発展していかない。だからチケはCD以下の値段、ツアーTはチケ以下の値段。」
この発言から細美さんがどれだけ音楽の普及対して真摯に向き合っているのかが分かりますよね。
で、彼はライブのチケット代を下げる為に、マネージャーの数を制限したり、安い宿に泊まりながらツアーをしたり、機材車をメンバーで運転したりして経費を抑えてるの。
本当に彼は音楽に対してストイックで、私が今まで見てきたミュージャンの中でもそのプロ意識の高さは五本の指に入ると思う。
他にも彼の魅力は語り尽くせないほどあるんだけど長くなってしまうので、また別の記事でお話したいと思う。
・ELLEGARDENのこれから
で、そんな細美武士率いるELLEGARDENのことで、今皆が気になっているのはこれからの活動についてだと思う。
ライブの予定とかフェスの出演とか、新曲は出るのかとか、ワクワクする事が沢山あるんだけど、今の段階では特にそういった情報は入ってこない。
まぁ、ファンからしたらとりあえず復活してくれただけで嬉しいわけで、これからの活動については気長に待ちたいと思う。
最後まで読んで頂きありがとうございました!