・はじめに
音楽は広く浅く聴くタイプだ。だから今まで1つのアーティストに対して、どっぷりのめり込んだりする事はあまりなかった。
しかし、そんな私が今めちゃくちゃ夢中になっているバンドがあるのだ。
それが、SUPER BEAVER(スーパービーバー)というバンド。
もう、最近では毎日欠かさず彼らの情報をチェックしてるし、新曲が出れば必ずCDも買いに行く。そして、今度1人でライブにも参戦する予定だ。
私が1つのバンドに対して、ここまでのめり込むのはホントに久々な気がする。
そこで、今回の記事はそんな私が何故「SUPER BEAVER」というバンドにここまで惹かれていったのか、彼らが持つ魅力についてお話したいと思う。
・知ったきっかけ
いきなりですが、少しだけ古参アピールさせてもららうと、実は私このバンド10年くらい前から知ってたの。笑
とは言っても、その当時は特別に彼らの大ファンというわけでもなく、なんなら音楽自体にあまり興味がなかった頃だ。
知るきっかけになったのがアニメNARUTOのタイアップになった「深呼吸」っていう曲。
『深呼吸』♪
でも、この楽曲で彼らの存在を知って以来は、あまり「SUPER BEAVER」という名前を耳にする事がなかったから、てっきりもう解散したバンドだと思ってたの。
そしたら、今から3年くらい前かな?
YouTube見てたら、たまたま「SUPER BEAVER」の名前が関連動画に上がってきて、「あれ?このバンドまだ活動してたんだ。」って思いながらその動画に飛んでみたわけ。
そしたら驚いたよね、再生回数が凄かったの。解散したと思い込んでいたバンドが何本もミリオン叩き出してるの。私が知らない間にめちゃブレイクしてたの。
それで、そのとき私が最初に聴いたのが「らしさ」っていう曲だったんだけど、
この曲がほんとに心に響いた。SUPER BEAVERの代表曲なので知らない人は1度聴いてみてほしい。
『らしさ』♪
それで、そこから私はこの「らしさ」という曲に衝撃を受け、どっぷりSUPER BEAVERの魅力にのめり込んでいくんだけど、
彼らについて色々調べてたら、このバンドかなりの苦労人バンドだって事が分かったの。
・メジャー脱退!?
彼らは2006年に、先ほど紹介した「深呼吸」でメジャーデビューを果たすんだけど、
そこからメジャーのやり方に上手く馴染めなかったり、メンバーと方向性で揉めたりと、バンド解散の危機まで追い込まれ、僅か2年でメジャーを脱退してしまう。
今までメジャーを脱退したバンドってそのまま潰れてしまうケースが多いんだけど、彼らそこからもう一度奮起するわけ。
自主レーベル「I×L×P× RECORDS」を立ち上げ、年間100本を超えるライブ活動を展開したりと、勢力的にバンド活動に取り組み、メジャー脱退というどん底から這い上がってきたの。
もう今はバンド好きなら誰でも知っている人気バンドにまで成長したSUPER BEAVERだけど、彼らにはこんな過去があって、決して順風満帆なものではなかった。
・楽曲の魅力
次は、そんな苦労人SUPER BEAVERの楽曲の魅力について話していこうと思うんだけど、彼らを魅力を語る上で絶対に欠かすことが出来ないことがある。
それがギターの柳沢亮太が書くストレート歌詞。さっき紹介した「らしさ」って曲もそうなんだけど、SUPER BEAVERの歌詞ってめちゃくちゃ心に突き刺さるのよ。
でも、正直言ってストレートな歌詞を売りにしてるバンドなんて腐るほどいるじゃないですか。
でも彼らの歌詞はその辺のアーティストが書くありふれた歌詞とは一味違う。ストレートなんだけど深みがあるの。
『美しい日』♪
『もしかして幸せは 訪れるものでも 待っているものでもなくて 今ここにあることに 気がつくものなんじゃないかな。』
作詞:柳沢亮太
柳沢が書く歌詞には毎回感心させられるし、聴いていて大切なことにハッと気づかせてくれたりする。
SUPER BEAVERのファン層って若者が多いんだけど、彼らの歌詞って30代とか40代とか、社会の荒波に揉まれながら必死に生きている大人にこそ、響く楽曲になっているようにも感じる。
・渋谷龍太という男
そして、SUPER BEAVERには歌詞以外にもう1つ欠かせない魅力がある。それがボーカルの渋谷龍太という男についてだ。
彼はいつも派手な柄シャツに黒スキニーという姿でステージにあがるんだけど、その佇まいに凄いロックスターのオーラを感じるの。
なんか独特な色気があって、例えるならTHE YELLOW MONKEYの吉井和哉みたいな感じかな。
で、実際に彼をライブで見た事がある人なら分かると思うんだけど、この渋谷龍太のMCがめちゃくちゃ熱くて魅力的なのよ。
印象に残ったMCを少し紹介します↓
上手くいった時よりも、うまくいかない時はその何倍も上手くいくようになるチャンスがあると思うんだよね。あと、無駄なことなんて一つもないとは俺はあまり言えないんだよね。無駄じゃなかったことにするのは自分自身だから。
いつまでも近くに誰かがいてくれるっていうのは全然当たり前じゃないし。一人で生まれて、一人で死んでいくんだよね。あなたの近くにいてくれる人を絶対に大事にしてください。僕はその人たちに会うことはできないけど、あなたを介してなら伝えられるんじゃないかと思っています。
こんな感じに、ライブ1本に必ず名言を1つ残してくわけ。
なんか最近では、フェスでSUPER BEAVERが何を歌うかより、渋谷が何を話すのかに期待してしまっている自分がいる。笑
・まとめ
今回はSUPER BEAVERの魅力として、歌詞と渋谷龍太という人物についてお話させてもらったんだけど、それ以外にも彼らの魅力って沢山ある。
でも、この記事だけで彼の魅力を全て伝えるっていうのは難しいわけで、やっぱり実際に彼らの楽曲を聴いたり、ライブに足を運んだりして感じてほしいと思う。
SUPER BEAVERはホントに私が心の底からおすすめできるバンドなので、この記事を通じて少しでも彼らの魅力が皆さんに伝わったら嬉しい。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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