・前置き♪
どうも、ワカです!
突然ですが皆さん、「マイアミパーティ」ってバンドご存知ですか?
まだまだ知名度は高くないんだけど、彼らが先月リリースした1stアルバム「美しくあれ」が最高に良かったもんだから、
今回の記事はその魅力について綴っていこうと思う。
・「マイアミパーティ」ってどんなバンド?
まず、マイアミパーティについて知らいない人のために簡単に紹介させて頂くと、
彼らは北海道で結成された4人組ロックバンドで、
楽曲の特徴としては、聴く人の感情を揺さぶる熱量ある歌声と演奏に、ボーカル櫻井さんが綴る詩人のような独特な歌詞が魅力的なバンドだ。
マイアミの歌詞の内容は基本的に恋愛や人生にスポットを当てた曲が多く、
そこには「切なさ」や「儚さ」、「優しさ」だったり様々な感情が入り交じっていて、聴いていて彼らの曲の世界観にぐっと惹き込まれてしまう。
今回のアルバムもそんなマイアミパーティの魅力が存分に詰め込まれていた。
・収録曲を3曲だけ紹介♪
まず、アルバムの1曲として収録されているのが「つれづれ」という楽曲。疾走感溢れるナンバーで、
1曲目からマイアミの熱量が感じられると思う!
1.「つれづれ」
ボーカル櫻井さんの熱い気持ちが全面に出ていて、聴いていて爽快な気持ちにさせてくれる。
そして、疾走感あるドラムとギターにそれを支える堅実なベース、1聴で耳に馴染むグッドなメロディ。もうそれだけで最高にカッコイイんだけど、
やっぱりマイアミ聴くときは、歌詞にも注目して聴いて欲しいの。
この「つれづれ」という曲。じっくり歌詞に耳を傾けるとめちゃくちゃ切なくて儚い詞になってるんですよ。
歌詞
「君の夢を見る理由は
僕が君のこと強く思ってるからなんかじゃなく
君が僕のこと強く思ってくれてるから」
「今日も昨日も
君が僕の夢の中に 一瞬たりとも
姿を見せないということが
どんなに悲しいことだろう」
作詞・さくらいたかよし
この歌詞は「新古今和歌集」を題材にしてるらしく、櫻井さんの詩のセンスとマイアミらしさが感じられる1曲になっている。
続いて、2曲目に収録されているのが「おはよう、おやすみ」という楽曲。
1曲目の疾走感溢れる「つれづれ」とは、また違った表情を見せた楽曲だ。
2.「おはよう、おやすみ」
歌詞
「言葉の裏側に 表情の片隅に
隠されている愛情に
気づかないまま過ぎてゆく
言葉の裏側に表情の片隅に
出会った時の愛情が
形を変えてひそんでいるんだよ」
作詞・さくらいたかよし
人の心や表情の繊細な部分を綴ったような歌詞になっていて、聴いていて大切なことにハッと気づかせてくれる。
そして、そっと寄りそってくれる優しい歌声と、ときに力強く歌い上げる歌声が、よりこの歌詞に説得力を持たせているように感じた。
さらには、この楽曲にはラッパーのかしわさんも参加しており、彼の歌声がマイアミの楽曲に絶妙なスパイスを加えていて、とてもクオリティの高い楽曲に仕上がっている。
なんかこの曲を聴いてて思ったのが、マイアミの曲って特別激しいわけではないんだけど、内に秘めてる熱量とか熱い気持ちがヒシヒシ伝わってくるんですよね。
心にグっとくるものがあるんです。
最後に紹介する「夜明け前」という楽曲にもそんな、内に秘めるマイアミの熱い気持ちが伝わってきた。
3.「夜明け前」
「夜明け前」は僕がマイアミを知るきっかけ、好きになるきっかけになった曲でもあり、個人的に1番思いれが強い楽曲だ。
しんみりとしたギターの音色とリズム隊の演奏がとても心地良い。そして、そのサウンドに櫻井さんのラップのような独特な歌唱が乗っかり、マイアミの真骨頂のような1曲に仕上がっている。
で、この曲も歌詞に注目してもらいたくて。
歌詞
「遠くのニュースに涙流した日
君の涙に気付かなかった
泣いてた理由もわからなかったいなくなってしまった」
「父さんのくれた重たい一重が愛せなかった」
「夜中の三時に始まった
僕対僕自問自答戦争
面倒だけれど毎日はこんなことの繰り返し」
作詞・さくらいたかよし
こんな感じに耳に残る印象的フレーズが散りばめられてる。
マイアミの曲って歌詞を見なくてもしっかりと一つ一つ言葉が聴こえてくるから、彼らのメーセージがストレートに響いてくるんですよ。
・まとめ♪
いかがでしたか?
「マイアミパーティ」気に入ってもらえたでしょうか?
「美しくあれ」は全部で11曲収録されてるんだけど、今回はその中から3曲をピックアップして紹介させて頂きました。
本当はもっと紹介したところなんだけど長くなってしまうので、もし気に入ってくれた人がいたら続きは是非CDを手に取って聴いて欲しい。
マジで捨て曲なしなんで!
ではでは。